俺様君の彼女ちゃんっ!

「へぇ…俺たちがいない間にそんな進展があったんだぁ」



ニヤニヤと笑う隼人。




「一樹が一目惚れとはね…」



信じられないと言いたそうな仁。




「俺のいない間に一樹も隼人も大人になっちゃって…」




「「黙れ」」




見事に重なる俺と隼人の言葉に将史は驚いた。




あれから、俺は教室に戻ってさっきの出来事を3人に話した。




…でも、話した俺が間違えだった。




言ったとたん驚く3人は言いたい放題言う。




そんなに珍しいのかよ…。




でも女に対して来る者拒まず去るもの追わずだった俺ならムリもないか…。




「でもなぁ…昨日会ったばかりの女にここまでなるとは…」



将史の言った言葉に俺と隼人の目が鋭く光る。



「は?なんか言ったか、将史?」




「将史君?…それはどういうことかなぁ?」




そう俺らがいうとなんでもありませんと将史は黙った。




「…でも、本気なんだよな?」




読書をしながら仁がつぶやいた。




「まぁな」




「まぁね~」




そう答える俺らに良かったと仁が言った。




意味わかんねぇな。




ま、いいか。




「でも良かったね。あの2人結構モテるけど彼氏も好きな人もいないみたいだよ?」




ほら、といいながら将史は彼女とのメールをみせてくる。




たぶんついさっきメールしたんだろう。




「やっぱり…モテるよなあれはだってかわいいもんな優奈ちゃん」




うんうんとうなずいて言う隼人に一発蹴りを入れた。




「いった!…ウソだって冗談だよ。俺的にはハルちゃんのほうが好きだし」




昨日で今まで遊んでた女と連絡を全部切った隼人はハハっと笑った。




あの隼人が女と連絡切るぐらいだからホントに好きなんだろう。