俺様君の彼女ちゃんっ!

そこにいたのは数人の男と将史。




助けに来たものの…助けたいるのは将史にやられた男たち。




「…うわっ、悲劇だなこれは」




そうつぶやく俺に気がついて将史が振り返る。



けど、その将史は冷静ではなかった。




「…なぁ、女たちがいる車…どこだ?」




低くつぶやく将史に苦笑いした。




「知らねぇよ…たぶんもう少しで仁と隼人が…ほら」




何台かのバイクの音が響き渡った。




少し待っていると来た3人。




「一樹さん!…ここにくる途中で白いワゴン車を見つけました」




「そうか…そのワゴン車にいた女は?」




「はい…大学生と思われる3人で家まで送らせました」




「わかった、お前は倉庫に戻ってろ。俺らはこのまま見回りする」




「わかりました」




優の言葉を聞いた将史ははぁとため息をついて地べたに座る。



「じゃ俺らは見回り行きますか~」



両手を頭の上で組んだ隼人は乗ってきたバイクにまたがった。




「よしっ、行くか…ほら将史立て~」



俺が将史のとこまでいくとははっと苦笑いして立ち上がった。



ケンカ?してるのに彼女のこと想うなんてすごいな…。




俺ならめんどくさくなる。



そういう将史の真っ直ぐなところは尊敬する。



「…待って!」



ここでやっと仁が口を開いた。



仁の声に俺ら3人は固まる。



もともと無口な仁がこんなに大きな声を出すということは何かあった証拠。




「どうした?」