俺様君の彼女ちゃんっ!

[一樹SIDE]



俺は、成瀬一樹。



母さんが昔モデルをやっていたため、この容姿は女が寄ってくるようになった。



生まれてから16年間ずっと。



寄ってくる女は一回抱くとさようなら。



それじゃなきゃ、あっちが本気になるから。



めんどくさいのはキライだ。



そうやって生きてきたからよくケンカも吹っかけられた。



でもそこは親父譲りで負けたことはそうそうない。



高校には中学から一緒の仁、隼人、将史と一緒に入学した。



そんな俺ら4人は入学して2ヶ月の間でかっこいいと有名になり四天王とか呼ばれてる。



…めんどくせぇ。



いつもそんなことばかり思ってた。



「なぁ…どうしよう~…」




「うっせぇよ…将史」




隣に座る将史はさっきからため息ばかり。



さっきまでは無視してたけどいい加減うるさいから場所を移動した。



「…おやや?どうしたの?将史は」



するとどこからかコーヒーを片手に隼人が来た。



黒髪に赤メッシュの隼人は将史がため息をついてる理由がわかっていながらわざとそう聞いた。



「お前わざとだろ…」



いきなり低くなった将史に笑いながら、将史の隣に座った。




「ごめん、ごめん。お前彼女とケンカしたんだろ?」



「違げぇよ…家に来たと思ったら、勝手に帰ったんだ…」



「ふ~ん、お前それは絶対アレだろアレ!」



「でもアレは……!」



隼人の言うアレとはつい2週間前の話。



彼女の誕生日の前の日にいろいろあって起きたら7時だったそうだ。


彼女とは駅で10時に待ち合わせをしててテンパったあげく妹が熱をだしたとウソをついた。



まぁ、妹が熱を出したのはウソではないけど…微熱だけ。



でも。