yu-ka☆side


「…………え?」
隣に蓮、目の前に桃と零音


「なに……して……」
手首に激痛。はっとする。
ばれた。


始めは切るだけだった。
でも死にたくて、消えたくて
思いっきり切ったら
気を失ったんだ。



「何もいわねぇから。なにも
 求めねぇから。しぬな」

「零音………っっっっ」

零音に、しがみついて号泣
蓮が目覚めてあたしに抱きつく



「あたしばかだね」
一人じゃないよ
これ以上悲しませちゃダメ。



次の日、学校で笑う優歌がいた。