「ん………?」
「ぁ、おきた」


目の前には天使の笑顔。
あれ?今何時?

「………3時?!」
「寝過ぎだゾッ」

え、いや、俺の小さな気遣いカムバック



「ご飯作るよ」
ベットからおりて部屋の
キッチンにむかう

「あたしも手伝うっ♪」


ゆう、君は恐ろしく料理が苦手なのに。
俺のおなかは大丈夫だろうか。



目玉焼きぐらい、とまかせた。
ゆうを甘く見てたな。


「ぁ、」
「ぁ??」


視線の先にはぐちゃぐちゃの卵。



「おま、卵ぐらいわれねーとやべーよ」

「………´・ω・」

「う、うそうそ、たまたまだよな」



気使うー!!!!!!!




「つぎはできる!みててね??」


腕捲りをした優歌。
細い腕にくっきりついた青いアザ



「ぁ、これ?昨日かな」

俺の視線に気づいて辛そうに笑った。