「………てめぇら」

悲しいとか驚きとかじゃない
殺意。


こんなにも人を憎んだことが
今までにあっただろうか。


「ふざけんじゃねえょ!!!!」

三人をぼこぼこになぐった。
二人は有名な不良で退学が
決まってる奴だ。


さすがに手強い。
なんとか三人を気絶させた。



「はぁっはぁっ、優歌」
「……ハァッ……ハァッ」
「ゆう……か」



そっと肩に手をおく。 
「いやぁぁぁっ!」
俺の手を払って泣き叫んだ。