蓮side。
「もっととばせ!はやく!!」
心臓が張り裂けそうだ。
優歌優歌優歌優歌優歌優歌!
6時になりもう帰ったかななんて
思いながら優歌に電話した。
『お願い、助けて、やめて!!』
『うるせーなぁっ!!』
『やぁっ!!!』
『ガンッ!!!』
『助けて!!!蓮っ!れんーーっ』
『うるせーんだよ、ほんと』
『ふっ……やだ!やだぁっ!!』
『教室って燃える。てか乳でかっ』
そこで俺は電話を切った。
学校について、門を飛び越えた。
エレベーターは7階にある。
「くそっ!」
階段を必死にかけ上がる。
「優歌っ!!!!!」

