『わっ!ちょっと來くん!?』
私が一人テンパっていると、來くんは話し出した。
「俺、女を好きになったのお前が初めてだ」
『え…?』
「女はみんな香水臭くて、化粧も濃くていちいち付きまとってくるうるさい奴らだと思ってた」
私は來くんの話を黙って聞いていた。
「だけど、お前を見たとき周りの女と違う気がしたんだ」
『……なんで?』
私は気になったから理由を聞いてみた。
「いつも周りにいる女みたいに付きまとってこないし、香水の匂いもしなければ、化粧も濃くない。
それに普通の女なら俺が隣にいただけで騒ぐのに、お前は話し掛けてもこなかった」

