「なあ、俺お前のこと好きなんだけど付き合わね?」




來くんはすごく恥ずかしそうに私に向けていた目を下に向けて呟いた。




でも、私を好きって………





えっ!?

ほんとに言ってるの!?



それとも冗談…?



私が心の中で焦っていると、



「で、お前は?」




と來くんが聞いてきた。




『えっと……

私も來くんが好き。』




そう言ったあとすぐ來くんが掴んでいた私の腕を引っ張ると、私を抱き締めた。