お互いに充実はしてるけどあたしは何か物足りない。

お仕事も充実してて、一輝がいるからそれだけでいいとは思うけど....


って、ご飯作らなくちゃ!


「かずきー、今からご飯作るね」



そう言ってあたしが立ち上がろうとしたら、



「待てよ」



一輝に腕をつかまれてしまった。