「紗智が喜んでる顔見れてよかった」


今の言葉であたしの顔は真っ赤っか。


一輝はストレートに自分の思いを伝えてくるから恥ずかしくなる。

すっごくうれしいんだけどね!



ーーーーー......


レストランから出て、

一輝はあたしの家まで送ってくれた。


「じゃあね」


そう言うと一輝はあたしにさよならのキスをした。



気分が最高潮のあたし。

まさか次の日大変なことがおこるなんて思いもしなかった。