◆梓side◇ 「はぁ・・・疲れたー」 関係ない話ばかりの校長の話がやっと終わり、入学式が終わった。 私のとなりの人たちはめちゃめちゃ派手。 金髪茶髪は当たり前。 はぁ・・・ 上手くいくかなぁ・・・ ただでさえこの高校はお父さんの転勤先の近くで知り合いがいがいないのに・・・ 不安だらけでただ立っていた。 「梓?」 後ろから声がした。 ん・・・? ここに知り合いは・・・ そう思いながら後ろを向いた。 ・・・!! 「・・・まさか、瑞紀?!」