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左側の道はかなり狭く、複雑に入り組んでいる。
ピンクの鬣の岩龍族の少女を先頭に、五人の龍戦士は左側の道を迷いながら進んでいく。
くねくね道を渡り、大穴を飛び越え、五人は≪アウン・ファレル≫への行き方を探っている。
途中から突風が吹き始め、彼女達は飛ばされそうになった。
部屋を見回すと、扇風機のような飾りが何台もあり、五人の龍戦士を襲う。
「リタ達は今頃、かなり上の階にいると思うの。
あたし達も急がないと」
そう言って岩龍戦士リアスは杖を大きく振り、扇風機状の飾りに向かって、岩属性の魔法を放つ。
「ガイアス・ダイン(岩の押収)!」
リアスは魔法の名前を叫んだ。
すると上から岩が降り、何台もあった飾りはあっという間に崩れ落ちていった。
リアスは、息が上がっている。
それを見ていた四人の戦士は、口をぽかんと開けた。
「凄いじゃないか、リアス。
おかげで、鬱陶しい風も止んだようだね」
華龍戦士ニアロスは、リアスの肩に手を置いて言った。
「そ……そんなに叩かないでよ、ニアロス」
リアスは顔を赤くして言った。
仲間に負けじと、彼女達も二階を目指して走る。
狭い道の向こう側には扉があり、中はこの魔界各地の神殿を彷彿させるような造りになっている。
水色の壁に、黄緑、金、銀の三色の仮面のような物が、天井付近に幾つも交互に並べられている。
これも、デュラック王子とその仲間達が、遺していった物なのだろうか?
五人の脳裏に、疑問が浮かぶ。
五人が辺りを見回していると、急に入ってきた側の扉が閉まった。
ニアロスもスーザンも一所懸命に、扉を斬りつけたり叩いたりを繰り返すが、びくともしない。
もしかして、私達はここに閉じ込められてしまったのか?
スーザンの茶色の鬣からは、大量の冷や汗が流れている。
その冷や汗は雫のように地面まで流れ、ぽたぽたと落ちていくのが、他の龍戦士から見てもわかる。
「大丈夫、スーザン? 少し疲れてるんじゃない?」
心配になって風龍戦士ビオラが、金龍戦士スーザンに手を差し伸べる。
左側の道はかなり狭く、複雑に入り組んでいる。
ピンクの鬣の岩龍族の少女を先頭に、五人の龍戦士は左側の道を迷いながら進んでいく。
くねくね道を渡り、大穴を飛び越え、五人は≪アウン・ファレル≫への行き方を探っている。
途中から突風が吹き始め、彼女達は飛ばされそうになった。
部屋を見回すと、扇風機のような飾りが何台もあり、五人の龍戦士を襲う。
「リタ達は今頃、かなり上の階にいると思うの。
あたし達も急がないと」
そう言って岩龍戦士リアスは杖を大きく振り、扇風機状の飾りに向かって、岩属性の魔法を放つ。
「ガイアス・ダイン(岩の押収)!」
リアスは魔法の名前を叫んだ。
すると上から岩が降り、何台もあった飾りはあっという間に崩れ落ちていった。
リアスは、息が上がっている。
それを見ていた四人の戦士は、口をぽかんと開けた。
「凄いじゃないか、リアス。
おかげで、鬱陶しい風も止んだようだね」
華龍戦士ニアロスは、リアスの肩に手を置いて言った。
「そ……そんなに叩かないでよ、ニアロス」
リアスは顔を赤くして言った。
仲間に負けじと、彼女達も二階を目指して走る。
狭い道の向こう側には扉があり、中はこの魔界各地の神殿を彷彿させるような造りになっている。
水色の壁に、黄緑、金、銀の三色の仮面のような物が、天井付近に幾つも交互に並べられている。
これも、デュラック王子とその仲間達が、遺していった物なのだろうか?
五人の脳裏に、疑問が浮かぶ。
五人が辺りを見回していると、急に入ってきた側の扉が閉まった。
ニアロスもスーザンも一所懸命に、扉を斬りつけたり叩いたりを繰り返すが、びくともしない。
もしかして、私達はここに閉じ込められてしまったのか?
スーザンの茶色の鬣からは、大量の冷や汗が流れている。
その冷や汗は雫のように地面まで流れ、ぽたぽたと落ちていくのが、他の龍戦士から見てもわかる。
「大丈夫、スーザン? 少し疲れてるんじゃない?」
心配になって風龍戦士ビオラが、金龍戦士スーザンに手を差し伸べる。

