3
ランディー王が話した通り、別名≪サファイア砂漠≫とも呼ばれている、青い砂が特徴的なこのフィブラス砂漠の城の地下には、神殿があるのだが――
その地下神殿の鍵を探すため、リタ達はジオの部屋に来ていた。
「ジオ、顔を真っ赤にしてるけど、何かあったの?」
リタは、半ば無神経な聞き方をした。
ジオは少しの間、黙っていた。
が、今度は口を小さく開いて言った。
「あの……。実は、地下神殿の鍵をどこにしまったか、あまり覚えていないのですが……。すみません」
そう言うとジオは、今度は涙を流す。
「あああ……ジオ、泣かないでよ。お前を責めてる訳じゃないんだから。うまく言えないけど、忘れることぐらい、誰にだってあるじゃないか」
「リタの言う通りですよ。とにかく、この部屋を探してみましょう。もしこの部屋になかったら、浴室でも調理室でもリタの新しい部屋でも、探しましょう」
ヨゼフは丁寧ではあるが、大袈裟かつ泥棒のような口調で、ジオを慰める。
リタ達は、ジオの部屋の洗面所やカーペットの裏など、鍵のありそうな場所を隅から隅まで探した。
が、彼女の部屋にはゴミや埃があるだけで、地下神殿の鍵や他の部屋の鍵は一つも見当たらない。
(なかなか見つからない。ヨゼフが言った通り、浴室や調理室を……しまいには、私の部屋――新しいのはどこにあるのかわからないけど――とりあえずあそこを探すことになるかも)
リタがそう思っていた時、ナンシーが思わず大声で「あ!」と言った。
何か光る物が、机とカーペットの間に挟まれていたからだ。
他の三人は大急ぎで、ナンシーがいる位置に集まる。
「どうしたの、ナンシー?」
「光る物……」
「え、何だって?」
「何か、そこに光る物があるんだけど……」
「どこに?」
「ほらそこ、机とカーペットの間に」
「わかった。調べてみるよ」
リタは早速、ナンシーが教えてくれた所を調べてみた。
するとそこには、鍵が挟まっていた。
「でかした、ナンシー。きっとこれが、地下神殿の扉の鍵だ」
リタは地下神殿の鍵を、茶色のポーチの中に入れながら言った。
ランディー王が話した通り、別名≪サファイア砂漠≫とも呼ばれている、青い砂が特徴的なこのフィブラス砂漠の城の地下には、神殿があるのだが――
その地下神殿の鍵を探すため、リタ達はジオの部屋に来ていた。
「ジオ、顔を真っ赤にしてるけど、何かあったの?」
リタは、半ば無神経な聞き方をした。
ジオは少しの間、黙っていた。
が、今度は口を小さく開いて言った。
「あの……。実は、地下神殿の鍵をどこにしまったか、あまり覚えていないのですが……。すみません」
そう言うとジオは、今度は涙を流す。
「あああ……ジオ、泣かないでよ。お前を責めてる訳じゃないんだから。うまく言えないけど、忘れることぐらい、誰にだってあるじゃないか」
「リタの言う通りですよ。とにかく、この部屋を探してみましょう。もしこの部屋になかったら、浴室でも調理室でもリタの新しい部屋でも、探しましょう」
ヨゼフは丁寧ではあるが、大袈裟かつ泥棒のような口調で、ジオを慰める。
リタ達は、ジオの部屋の洗面所やカーペットの裏など、鍵のありそうな場所を隅から隅まで探した。
が、彼女の部屋にはゴミや埃があるだけで、地下神殿の鍵や他の部屋の鍵は一つも見当たらない。
(なかなか見つからない。ヨゼフが言った通り、浴室や調理室を……しまいには、私の部屋――新しいのはどこにあるのかわからないけど――とりあえずあそこを探すことになるかも)
リタがそう思っていた時、ナンシーが思わず大声で「あ!」と言った。
何か光る物が、机とカーペットの間に挟まれていたからだ。
他の三人は大急ぎで、ナンシーがいる位置に集まる。
「どうしたの、ナンシー?」
「光る物……」
「え、何だって?」
「何か、そこに光る物があるんだけど……」
「どこに?」
「ほらそこ、机とカーペットの間に」
「わかった。調べてみるよ」
リタは早速、ナンシーが教えてくれた所を調べてみた。
するとそこには、鍵が挟まっていた。
「でかした、ナンシー。きっとこれが、地下神殿の扉の鍵だ」
リタは地下神殿の鍵を、茶色のポーチの中に入れながら言った。

