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突如四人の所に現れ、そしてあっという間に神殿から出て行った、風系魔道師フィール。
おそらく彼の目的は、あくまでもリタ達に何かを話すためだったのだろう。
その何かというのは、この魔界の真実かはわからない物語の一部分。
謎は、未だに解ける気配はない。
だが、氷龍城の地下神殿でメアリーと会った時、彼女は確かに≪黒い石≫とキアの関係を話てくれた。
もしその≪黒い石≫というのが、伝説にある≪闇龍アルエス≫と関係の深いものだとすれば、彼女とフィールの話も辻褄が合う。
リタは深刻な表情で、先程のフィールの話のことを考えていた。
その横から、ヨゼフとビオラが声をかける。
「また、深刻な顔をして……。
本当に、大丈夫なのか?」
「あたしも思う。
まさか、さっきのフィールとかいう魔道師の話を、鵜呑みにしてるんじゃないでしょうね?」
二人に心配をかけているということもあり、リタは首を振って誤魔化した。
現状報告のために、四人は風龍女神ルニスの祭壇に行く。
そこには、前と同じく神秘的な光を放つ水晶玉があった。
祭壇にあたるこの部屋は、水晶玉や飾りだけでなく、風龍女神の石像もあった。
その石像は、四人が地下室に来る前にあった石像と同じ物だった。
彼女達がしばらく水晶玉を見ていると、それが突然、空色に輝きだした。
そして、その光と共に風龍女神のものらしき声が流れる。
『あなたはビオラですね?
あなたのことは、よく知っています。
あなたが生まれてから、ずっと見守ってきたのですから』
突如四人の所に現れ、そしてあっという間に神殿から出て行った、風系魔道師フィール。
おそらく彼の目的は、あくまでもリタ達に何かを話すためだったのだろう。
その何かというのは、この魔界の真実かはわからない物語の一部分。
謎は、未だに解ける気配はない。
だが、氷龍城の地下神殿でメアリーと会った時、彼女は確かに≪黒い石≫とキアの関係を話てくれた。
もしその≪黒い石≫というのが、伝説にある≪闇龍アルエス≫と関係の深いものだとすれば、彼女とフィールの話も辻褄が合う。
リタは深刻な表情で、先程のフィールの話のことを考えていた。
その横から、ヨゼフとビオラが声をかける。
「また、深刻な顔をして……。
本当に、大丈夫なのか?」
「あたしも思う。
まさか、さっきのフィールとかいう魔道師の話を、鵜呑みにしてるんじゃないでしょうね?」
二人に心配をかけているということもあり、リタは首を振って誤魔化した。
現状報告のために、四人は風龍女神ルニスの祭壇に行く。
そこには、前と同じく神秘的な光を放つ水晶玉があった。
祭壇にあたるこの部屋は、水晶玉や飾りだけでなく、風龍女神の石像もあった。
その石像は、四人が地下室に来る前にあった石像と同じ物だった。
彼女達がしばらく水晶玉を見ていると、それが突然、空色に輝きだした。
そして、その光と共に風龍女神のものらしき声が流れる。
『あなたはビオラですね?
あなたのことは、よく知っています。
あなたが生まれてから、ずっと見守ってきたのですから』

