四人がその先に行くと、茶色で透明感のある光を放っている場所に出た。
おそらくここが、岩龍女神シトラルが祀られている祭壇だと、リタは思った。
四人は、神秘的な光の源である水晶玉を眺めていた。
すると、水晶玉からテレパシーのように、誰かの声が四人に伝わった。
『はじめまして、私はシトラル。
現在の岩龍族の民からは、≪岩龍女神≫としか呼ばれなくなりましたが、私はここでずっと、≪新たな杖使い≫が来るのを待っていたのです』
シトラルと名乗る女神は、不思議な発言をした。
これは多分、ヒアの時と同じように、≪新たな龍戦士の覚醒を女神が望んでいる≫、という言い方なのだろう。
三人は、先程の女神の口調から、そのように予想していた。
リアスも岩龍女神も、しばらく沈黙していた。
だが、誰よりも早くこの沈黙を破ったのは、シトラル女神だった。
彼女はリアスに、二つの質問をする。
『リアス、あなたは≪闇龍アルエス≫から、この魔界を守りたいと思いますか?』
「はい、もちろんです」
『では、もう一つ質問します。
あなたはこれから私が託す杖を悪用したり、悪戯しようと思ったりしませんね?』
「しません。絶対に、誓います」
リアスは半ば緊張していたが、うまく岩龍女神の質問に答えることができた。
『リアス、やはり私の目に狂いはありません。
あなたは、私の力を受け継ぐに相応しい魔族です』
そう言うと女神は、リアスに杖を託す。
(これは、伝説の≪シトラル・ロッド≫。
女神がかつて龍戦士だった頃、デュラック王子と共に闇龍を封じることができたという、あの……)
リアスは魔界を守るための覚悟を決めていたものの、自分にこの杖を扱うことができるのだろうか、と戸惑っていた。
おそらくここが、岩龍女神シトラルが祀られている祭壇だと、リタは思った。
四人は、神秘的な光の源である水晶玉を眺めていた。
すると、水晶玉からテレパシーのように、誰かの声が四人に伝わった。
『はじめまして、私はシトラル。
現在の岩龍族の民からは、≪岩龍女神≫としか呼ばれなくなりましたが、私はここでずっと、≪新たな杖使い≫が来るのを待っていたのです』
シトラルと名乗る女神は、不思議な発言をした。
これは多分、ヒアの時と同じように、≪新たな龍戦士の覚醒を女神が望んでいる≫、という言い方なのだろう。
三人は、先程の女神の口調から、そのように予想していた。
リアスも岩龍女神も、しばらく沈黙していた。
だが、誰よりも早くこの沈黙を破ったのは、シトラル女神だった。
彼女はリアスに、二つの質問をする。
『リアス、あなたは≪闇龍アルエス≫から、この魔界を守りたいと思いますか?』
「はい、もちろんです」
『では、もう一つ質問します。
あなたはこれから私が託す杖を悪用したり、悪戯しようと思ったりしませんね?』
「しません。絶対に、誓います」
リアスは半ば緊張していたが、うまく岩龍女神の質問に答えることができた。
『リアス、やはり私の目に狂いはありません。
あなたは、私の力を受け継ぐに相応しい魔族です』
そう言うと女神は、リアスに杖を託す。
(これは、伝説の≪シトラル・ロッド≫。
女神がかつて龍戦士だった頃、デュラック王子と共に闇龍を封じることができたという、あの……)
リアスは魔界を守るための覚悟を決めていたものの、自分にこの杖を扱うことができるのだろうか、と戸惑っていた。

