三人は魔道師を威嚇する。
「お前は、リバドブルム。なぜここにいるんだ?
ここには、岩龍族やほんの一握りの魔族しか入れないはず」
リタはしかめっ面をして、尚もリバドブルムという魔道師を威嚇する。
「随分と、大きな口を叩くようになったな。
小癪な龍魔族など、キア様が処刑するまでもない。
この俺が、お前達を≪冥界フェルシス≫に突き落とす」
残酷な台詞を吐き、リバドブルムは三人に襲いかかる。
その様子を見て、リアスは岩の陰に隠れ、リタの勝利を見守ることにした。
(リアス……。
なぜ君は隠れる?
隠れてても、何の得もない。
魔法がある程度使えるなら、君も戦うんだ、リアス!)
リタの体は戦闘に励んでいるものの、目線や思考は全てリアスの方に向けられていた。
「どうした、さっきの威勢の良さは?
あの岩龍が一緒では、戦いにくいか?」
リバドブルムにずけずけと言われても、リタは気にせず、右腕にはめた爪で引っ掻こうとした。
だが、その一撃はかつて彼女達が火系魔道師フィアロスと戦った時と同様、いとも簡単に弾かれた。
(くっ! フィアロスといい、こいつといい、なんて力だ。
これが、上級魔道師の力か……)
そう思いながらリタは、必死に岩系魔道師の攻撃を受け止め、防御している。
その一瞬の隙を突くように、リバドブルムはリタに襲いかかってきた。
彼女はジャンプしてかわそうとしたが、リバドブルムの方から先に彼女の体を踏みつけた。
それはまるで、リタがリバドブルムの動きに翻弄され、彼のペースに引き込まれているかのように見える。
「リタ!」
ヨゼフは、思わず親しい姫の名前を叫んだ。
彼はリタを助けようと、リバドブルムの方に走ろうとした。
だが、それをリタは止めた。
「来るな!」
「な、なんでだよ?」
「君を……君を巻き添えにしたくない」
リタは仲間のことを想うあまり、強がってしまった。
「ほう、やけに抵抗するな。
でも、その抵抗もここまでのようだな」
リバドブルムは、大剣の先を、リタの後頭部付近に突きつけた。
「お前は、リバドブルム。なぜここにいるんだ?
ここには、岩龍族やほんの一握りの魔族しか入れないはず」
リタはしかめっ面をして、尚もリバドブルムという魔道師を威嚇する。
「随分と、大きな口を叩くようになったな。
小癪な龍魔族など、キア様が処刑するまでもない。
この俺が、お前達を≪冥界フェルシス≫に突き落とす」
残酷な台詞を吐き、リバドブルムは三人に襲いかかる。
その様子を見て、リアスは岩の陰に隠れ、リタの勝利を見守ることにした。
(リアス……。
なぜ君は隠れる?
隠れてても、何の得もない。
魔法がある程度使えるなら、君も戦うんだ、リアス!)
リタの体は戦闘に励んでいるものの、目線や思考は全てリアスの方に向けられていた。
「どうした、さっきの威勢の良さは?
あの岩龍が一緒では、戦いにくいか?」
リバドブルムにずけずけと言われても、リタは気にせず、右腕にはめた爪で引っ掻こうとした。
だが、その一撃はかつて彼女達が火系魔道師フィアロスと戦った時と同様、いとも簡単に弾かれた。
(くっ! フィアロスといい、こいつといい、なんて力だ。
これが、上級魔道師の力か……)
そう思いながらリタは、必死に岩系魔道師の攻撃を受け止め、防御している。
その一瞬の隙を突くように、リバドブルムはリタに襲いかかってきた。
彼女はジャンプしてかわそうとしたが、リバドブルムの方から先に彼女の体を踏みつけた。
それはまるで、リタがリバドブルムの動きに翻弄され、彼のペースに引き込まれているかのように見える。
「リタ!」
ヨゼフは、思わず親しい姫の名前を叫んだ。
彼はリタを助けようと、リバドブルムの方に走ろうとした。
だが、それをリタは止めた。
「来るな!」
「な、なんでだよ?」
「君を……君を巻き添えにしたくない」
リタは仲間のことを想うあまり、強がってしまった。
「ほう、やけに抵抗するな。
でも、その抵抗もここまでのようだな」
リバドブルムは、大剣の先を、リタの後頭部付近に突きつけた。

