リタが聞いてみても、氷龍はただ彼女に鎖を投げつけるだけだった。
「駄目だ。私の言ってることが、全然通じない。どうすれば、彼を説得できるのか……」
リタ達が迷っていると、後から女性が彼女達の目の前に現れた。
それは彼女達の宿敵、氷系魔道師メアリーだった。
「今のその子に、何を言っても無駄よ。彼は、私の可愛い操り人形なんだから」
メアリーは二人に、諦めて他の龍戦士を捜すことね、と付け加える。
「そうか……。何を言っても無駄なのか……」
「リタ!」
ナンシーは、半ば怒り気味に言った。
が、まあ見てなと言いたげにリタは、ナンシーに手を翳して制止する。
「だったら、戦うしかないようだね。行くよ、ナンシー」
「なんだ、そういうことだったの。メアリー、あなたの相手は、この私よ。覚悟しなさい」
「ええ、臨むところよ。地獄に突き落としてやるわ」
メアリーは、吐き捨てるようにナンシーに言った。
だが、その時のメアリーの顔は、どこか寂しそうである。
鬱に近い、と言っても過言ではない。
(メアリー? 何かあったのかしら?)
相手の様子を気にしつつもナンシーは、小型の斧を利き手である左手に持った。
今、リタとナンシー、メアリーと謎の氷龍族の少年による戦いの火蓋が、切って落とされた。
「駄目だ。私の言ってることが、全然通じない。どうすれば、彼を説得できるのか……」
リタ達が迷っていると、後から女性が彼女達の目の前に現れた。
それは彼女達の宿敵、氷系魔道師メアリーだった。
「今のその子に、何を言っても無駄よ。彼は、私の可愛い操り人形なんだから」
メアリーは二人に、諦めて他の龍戦士を捜すことね、と付け加える。
「そうか……。何を言っても無駄なのか……」
「リタ!」
ナンシーは、半ば怒り気味に言った。
が、まあ見てなと言いたげにリタは、ナンシーに手を翳して制止する。
「だったら、戦うしかないようだね。行くよ、ナンシー」
「なんだ、そういうことだったの。メアリー、あなたの相手は、この私よ。覚悟しなさい」
「ええ、臨むところよ。地獄に突き落としてやるわ」
メアリーは、吐き捨てるようにナンシーに言った。
だが、その時のメアリーの顔は、どこか寂しそうである。
鬱に近い、と言っても過言ではない。
(メアリー? 何かあったのかしら?)
相手の様子を気にしつつもナンシーは、小型の斧を利き手である左手に持った。
今、リタとナンシー、メアリーと謎の氷龍族の少年による戦いの火蓋が、切って落とされた。

