「おはようさ〜ん」と聞き慣 れた声でドアが開く。 「うっす!おはようございま す。大さん。」彼は、同じグ ループのbarのマネージャー 兼、統括だ。いわゆる上司で もあり、同じマネージャーの 中でも俺の兄貴的存在。 「今日も厚いわ。ってか、ヨ ウ、最近、楽しそうやな〜。 何かええ事あったんか??」 大さんはタバコをくわえ、が さがさとライターを探しなが ら言った。