「はへ……?」

 訳がわからない。

「あんた」

「!」

 背後からの声に自分の肩越しに顔を向けると、そこに少年が立っていた。

 怪訝な表情のその顔立ちは可愛いというよりも、整った顔立ちは美形とも言える。

 生憎と、どう見ても少年なので異性としてのトキメキは無かったがドキリとする面持ちではある。