「アイツ等また喧嘩売ってきた・・・」
静かな廃工場の中で副長の護が俺に向かって言った
「ふ~ん・・・じゃぁ適当に払っといて
俺は行かないけどね~」
「また優舞行かねぇの?」
ちょっと不満そうに言う護をシカトして俺は廃工場を出た
「気にすんなって・・・俺はお前ら信じてんだよ
まぁ?もしやられたら言え。助けにいってやるよ
・・・・・・・俺はそこまで薄情じゃねぇから」
俺はそういって口角をちょっと挙げてニヤッと笑った
廃工場の外は俺の気持ちとは裏腹に真っ青に晴れていた
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