でもそんなの嘘だってわかってる


ねぇ・・・瑞樹君・・・


私・・・よくわからないけど我慢されるのはいやだよ



「瑞樹君・・・」

私は泣きながら瑞樹君を呼んだ

「え・・・咲?」

泣いてるのがわかったのか瑞樹君は焦ったようにドアを開けてくれた