「さて、絶叫系はあと…1個って2つしかないじゃん!!」 「え、また行くの?」 卯月が引き攣った顔で私を見る。 「叫んでさっきの忘れようよっ☆」 うちは卯月の手を引っ張って走った。 「ったく…さっきまで泣いてたくせに」 「なんか言ったぁ??」 「別にー」 絶叫系に乗り、卯月の叫び声が響き渡るのは言うまでもない。