その頃。 「うまくいってるかなぁ~ あ、師走!あれ欲しい!」 未琴ちゃんと師走はゲーセンに居たらしい。 「おま、ちょ、やりすぎ」 師走がクレーンゲームが上手かったから未琴ちゃんはこき使っていた。 「良いじゃない、たまにはね♪」 (まぁ、水無月が楽しいならいいか) 師走はそう思い、未琴ちゃんの我が儘に付き合っていた。 「そういや、水無月は望夢の告白はどうしたの?」 「…まだ返事は待ってって言った なんだか、怖くて」