「ぎゃあーあ!!!!!」 霜月の叫び声でハッと下を見た。 霜月は派手に転んでいた。 「えー、うちなんもしてない!」 未琴ちゃんはビックリしていた。 「なに霜月転んでるの?」 うちが未琴ちゃんの元に駆け寄る。 「うちもう疲れたから ただ居ただけなのに霜月ビビって逃げようとして転んだ」 「ダサ」 卯月はポケットに手を入れながら嘲笑った。 「まったく…霜月、さっき蛇口あったから洗いなよ ほら、ティッシュと絆創膏あげるから」 未琴ちゃんが霜月を立ち上げさせ、蛇口まで連れていった。