「卯月また近いねーっ」


久々に見た睦月は少し髪が伸びて雰囲気が変わった。



少しドキドキしている自分がいた。




ある日の昼休み、霜月と話していた時。


「霜月、これよろしくっ」

「あ、おっけ」

睦月が普通に霜月に話しかけ、若森達の方へ戻った。



「珍しいな」

俺は内心気になりながら言った。


すると霜月は思いもよらない言葉を言い放った。




「まぁ…夏休みの最後辺りで関係戻ったからさ」




(……え?)

一瞬思考回路がフリーズした。



マジかよ………。