「そうだね。じゃ、下に行こうか」




いくら桜龍では幹部とかをしてても、狼牙じゃそんなこと関係ないしね。




そもそも、今、あたしたちがこの部屋にいることがおかしいんだから。




4人で部屋を出ていこうとしたら……




「待て」



大輝の低い声に呼び止められた。



宏樹と陸と海は、大輝が呼び止めるとは思ってなかったのか、意外そうな顔だ。




朔夜はわかっていたかのように笑うだけだった。