みんなは、顔をそらしたりして……自分のことに取り掛かってる。 誰一人として、言葉は返してくれなかったけど、心の中では……伝わってる気がした。 「さっ、あたしたちも、作戦でも立てておこっか」 「そやな。今回のは、一筋縄じゃ行かなそうやしな」 空気を察してか、桃香と圭吾はいつものように違う話題を出してくれた。 2人のこの気遣いは、もう才能だと思う。