「ふぅ……」 今月の雑誌が発売されたら、またすぐに忙しくなるかな。 来月は私の企画もやらせてもらえるから、毎日徹夜で帰れないほど忙しくなるかも。 ……好都合だ。 多分、仕事が終わりかけて緩いからこんな集中できないんだ。 忙しくなれば、こんなモヤモヤした感情なくなる……はず。 言い聞かせて、もう一度デスクに向き合った。 「……」 ようやく集中力が戻ってきて、私は仕事に没頭していった。