理事長室を見つけ扉を叩く。







「はい…あぁ、貴方達でしたか。どうぞ。」







若作りで美人な理事長は私達を部屋に招いた。









「お久しぶりです、ここに転校してくれる何て嬉しい限りですよ。」






「僕も理事長が貴女で良かったと思います…あ、敬語は無くていいですよ。」






「わかりま…分かったわ、くれぐれも素性を隠してくださいね。」






理事長は数少ない私達の素性を知ってる人。昔からの知り合いだ。







「森玖保律は高1ー3、五十嵐瑠(りゅう)、美琴は2ー6、藍野玲は2ー5組よ。」






兄以外は自分の名前ににている。







私の偽名は藍野玲ですね。