その後皆世話になる事務所に向かい、私は何故か別室で待機となった。 勿論男装バッチリ。 暫くすると誰か部屋に入って来た。 「君が僕の相方?」 「あぁ、そうらしいな。」 私…俺は答える。 「へぇー、ま、よろしくね!」 「名前は何ていうんだ?」 「“シオン”だよ、君は?」 「…“リオン”」 「…リオン、君はどんな人なんだろうね?」 あろうことかシオンは俺に 寝技を仕掛けて来やがった。