あの日屋上で



「痛っ…」



顔を真っ赤にさせ、

目に涙を溜めた美冬は

俺の頬を叩いた。



「もう知らない…!」



そして美冬は俺の家を

飛び出していった……



「…何だよ、美冬」



もう訳分かんねぇよ…

戻って来いよ美冬っ…!!