あの日屋上で



あせっている美冬。



「拓也に、何?」



「なっ…別に、何も…」



じゃあ何あせってんだよ。



「……言えよ」



鋭く俺は言い放った。



「……ッ章のバカ!!
 あたし不安だったんだよっ…」



パシンッ…!