あの日屋上で



「章くん…顔真っ赤」



「………っ!!」



マジかよ…

ダセぇ…俺。



はぁーー…

美冬…好きだ。

今すぐ会いてぇ…。



「がんばってね♪」



寂しげに笑った北川。



「うっせー…」



それを知って俺は

はっきりとケジメを

つけるために、

わざと冷たく言い放った。