──その後も度々メールのやりとりをするようになった。


最近はあっちから来ることもある。


お陰で、学校で会えば少し会話が出来る程の関係になれた。



私にとっては願ってもない幸せで、1段───

大人の階段を上った…そんな気分だった。



教室に着いてもそれは消えず、悲しいことがあってもあまり気にならないようになった。



それも嬉しかった。



こんな自分でも少しだけ変われた、ってことだから───。



─────そして今に至る。


私は自分の部屋で、携帯片手に格闘をしていた。


自分と───…



本当に変われたかどうか、これからテストする為に。



…でもそれを実行するかどうかを悩んでいるんだ。



だって────…



人生初の、告白だから…。