長い長い、アイツからのメール。 未練がましいと言ってしまえばそれまでの、あの子の気持ちが押し付けられる。 …あぁ、夕梨亜。 お願いだから、行かないでくれ。 …そう、心で思っているくせに、 「行って来い」 言葉が夕梨亜の背中を押してしまう。 「…もう、自由にしてやるから」 そんな相変わらずの口調は、矛盾した自分の気持ちを隠すため。