ガラスの十字架【短編*完結】



やっぱり、「蓮」の記憶は…僕の前世なんだ。




本当に……


会えたんだ。




生まれ変わった、君と僕は。








『いえ……すみません、何でもないです。』


僕は服の袖で涙をぬぐった。




心が………


まるで自分じゃないみたいに、揺さぶられる。




僕の中の「蓮」が


目の前にいる「結衣」を求めている。






『……早瀬さん、私達……どこかでお会いしたことありましたか?』