ドクン…ドクン……ッ 僕の心臓は早鐘を打つ。 『あの……まず何からやりますか?』 『…あ…っと、じゃあ品出しから…。』 僕はなんとか平静を装おって、彼女に仕事を教えた。 カップラーメンを陳列しながら、僕は横目で彼女を見る。 その視線に、 彼女は気づいて僕を見る。 ドキッ…… 僕は慌てて目をそらした。 『……教える相手がこんなおばさんでごめんなさいね、早瀬さん。』 彼女はそう言って、恥ずかしそうに笑う。