ガラスの十字架【短編*完結】



でも別の店舗から異動してきただけ…ってことか。


チェーン店のバイトやパートにはよくある話だ。




『はい、わかりました。』


僕は快く返事をした。


人に教えることは、けっこう好きだったし。




『ホント?ありがとねー。じゃあ早速紹介するわね、森 せれなさんよ。』



僕は……


ゆっくりと顔を上げた。




そして




振り向いて僕を見た彼女の姿に




僕は、





一瞬で目を奪われた。