「美味しいですね~」
「あぁ」
でも、私の視線は
「ケーキ食いたかったら食え。あれならシャンパンに合うだろ」
「いいですか?」
「お前、冷蔵庫ばかり見てる」
ばれてるし。
「ハハハ…」
笑ってごまかしとこ!
冷蔵庫から取り出して箱から出す。
「わ~ 綺麗。フルーツがたくさんで」
どれくらい食べようかな?
初めから丸々食べるのはあれだし、社長にもあげなきゃいけないし。
「どれくらい食べますか?」
やっぱり一応聞こっと。
「一口でいい」
「はい」
一口って…これくらいでいいか。
じゃあ私は二口分ね。
「はい、どうぞ」
「お前、そんだけ食うのか?」
「えっ、少ないですか?」
もうちょっと大きく切ったらよかったかな。
「さっき飯食ったとこだよな」
そっちか?
これが大きくて驚いてるのか。
大きいかな?
「ケーキは別腹ですから」
「あっ、そう」
ケーキを一口食べて
「う~ん。幸せです」
ウエディングケーキも美味しかったけど…このケーキも美味しい。
顔が自然とにやけてくる。
「あ~美味しかった」
「クククク…よかったな」
「はい。ありがとうございます」
「クククク…」
何故か笑い続けてる。



