*恭介side* バージンロードを歩いて、俺の横に立ったコイツは― 綺麗だ! ベール越しに見えるコイツの瞳からは、今にも涙が零れ落ちそう。 緊張してるのか、微かに震えてる。 「誓います」 この言葉も震えてる。 指輪をはめる手も… ベールを上げて口づけした唇も… 抱きしめて『大丈夫だから』と云ってやりたいが、それも出来ず、ただ 「泣くな」 この一言だけ。 俺を見上げて、涙を溜めた瞳で、ニコッと微笑むコイツに 愛おしさが込み上げてきた。 *恭介side 終*