Apasionado!~俺様社長様の甘い誘惑~




「お前ら、会社ですることか?」

へっ?

ふ、副社長!

いつからいたの?

は、恥ずかしい!

慌てて離れようとしたけど離してもらえない。

「お前こそ勝手に入んな」

「何回もノックしたけど」

「……」

「社長…は、離して下さい」

じたばた暴れて

「いい加減離してやれ。仕事だ」

渋々離してくれ、部屋に入って行った。

「コーヒー頼む」

「はい」

相変わらずコーヒーなんだから。

何杯飲むのかしら、この二人

コーヒーを運んで

二人は真剣に話し合ってる。

今晩の会食は大変みたいだ。

食事会とはいえ、ある意味腹の探り合いね。