蘭蝶【完】

桜「‥‥もしもし」

≪もしもし?こんな朝早くからどうしたんだ?≫


桜「來さん…怖いよ……」


≪桜?どうしたんだ!
とにかく理事長室にこい!
通勤途中だったからそんな時間かからずにつくから、落ち着けよ?≫


そうしてブチッと電話が切れた



今は來さんに会いたい

來さんはあの時のことを知っている


あのことを知っているのは來さん、瑠季さん、空兄、総兄に両親。あとは蘭蝶のみんなだけだ



あの夢を見てから震えが止まらない

あのときのことを思い出すと怖くてとても一人ではいられないんだ




でも今はとにかく理事長室に行こう

そう思ってあたしは隣の部屋の蓮たちに気付かれないようにそっと部屋を出た