誠〜あなたと一緒なら〜

山「わいの名前は山崎丞っていうんや。新撰組の監察方をしておる。」

そう言いながら、山崎は優を離した。

優「でも…、声までそっくりだし…。」

ふと山崎の首を見た。
夫の裕にあるはずのホクロがない。

優「本当に別人…なんですね?」

山「…ああ。」

山崎は微笑しながら頷いた。