悪戯そうな笑みで沖田は笑う。

沖「もっと近い所で見せてあげますよ。」

そう言うと、優を抱っこしたまま屋根に駆け登った。

優「すごい運動能力…」

沖「くすくす。だてに毎日、鍛えてませんよ。ここならさっきより星が近いでしょ?」

優「本当…。きれい。」

まるでプラネタリウムみたいな一面の星空が広がっていた。