誠〜あなたと一緒なら〜

沖「あっ!そうだった〜!」

思い出したかのように沖田は手をぽんっと叩いた。

沖「土方さんに優さんの着物を一緒に買いに行くように言われました!」

優「着物ですか?」

沖「はい。その服は何かと目立ちますし。」

優「わかりました!あっ…でも結愛は?」

沖「外は危険なので置いていった方がいいと思います!ちょっと待ってて下さいね〜…。」

沖田は部屋の戸から顔を出しきょろきょろと首を振った。

そしてニヤリとする。

沖「ちょうど良い所にいましたね〜。永倉さぁ〜ん。」

と手を振りながら大声で呼んだ。