土「総司!」

聞き慣れた声がして振り向くと、土方さんが近づいてきた。

沖「…なんですか?」

土方さんが俺の隣に腰掛ける。

土「おめぇが何か悩んだり、考え事をする時はいつも此処に来るだろうが!」

そう言う土方さんは、鬼の副長をしている時の顔ではなく、俺を弟のように心配する兄の顔をしていた。

土「まぁ心配したが、答えは出たようじゃねえか。」