沖「優?」

総司が私の手を握りしめた。

私が総司を見ると、心配そうに私を見詰め返す。

近「歴史が変わるとはどういう事だい?」

私達の様子を見てた近藤さんが裕に問い掛ける。

裕「この時代の人間に詳しいことは言えないけど…このままだと産まれてくるはずの命が産まれてこなかったりして、俺や優達が産まれてきた時代までの歴史が変わろとしています。」

土「それって、優や結愛が産まれてこない可能性があるってことか?」

裕「……はい。」

沖「どうにかならないんですか!?」

私の手を握る力が強くなったのを感じた。

裕「優達が元の時代に戻る以外方法はありません!後はこっちでなんとかします。」

沖「……そう。わかりました。」

そういうと総司は私の手を離し部屋から出ていった。