誠〜あなたと一緒なら〜

優「そうだったんですか…。」

私はそっと総司の手を握った。

優「私にとって裕が大切な人だということはこれからも変わらないと思います。」

総司はじっと私の目を見つめた。

優「でも、総司への気持ちも同じです。私にとって大好きで、大切な人です!だから…。」

手を握る力が少し強くなる。

優「こんな私で良かったら、総司の恋仲にして下さい。」

次の瞬間、返事のかわりに総司の顔が目の前にあって、唇に感触があった。