優「…ご心配をかけてすみません。あと…。」

私は体を離し、沖田さんの顔を見た。

優「助けに来てくれてありがとうございます。私…沖田さんが来るって信じてました。」

沖田さんは首を横に振った。

沖「君が傷付く前に助けられなくてごめん…。あと俺の暴走も止めてくれてありがとう。…俺が怖くなった?」

沖田さんは弱々しく私を見詰めた。